北海道にゆかりのある帆船

1.開陽丸

■江差町の海の駅にある開陽丸記念館

 徳川幕府最後の軍艦「開陽丸」は突然の暴風雪により江差沖で座礁・沈没した。

 開陽丸記念館には海底から引き揚げた遺物を展示している。

 16サンチクルップ砲や人物レプリカも展示されている。

 1Fの中央には札幌帆船模型同好会製作の模型が展示されている。

 

北海道桧山郡江差町字姥神町1番地10

開陽丸記念館

TEL 0139-52-0117

2.庚午丸

■札幌市白石区役所

 白石区の歴史に残る庚午丸は戊辰戦争に敗れた仙台藩の人々600余人が咸臨丸と庚午丸に乗って北海道を目指しました。

咸臨丸は木古内沖で座礁する事故にあいながら、67名が明治4年11月に今の白石区中央付近に定住したことから始まるそうです。

 その歴史上の帆船庚午丸の模型が白石区役所一階ロビーに展示されている。

(札幌帆船模型同好会前会長小林元也氏製作)

 

札幌市白石区南郷通1丁目南8-1 

白石区役所

TEL 011-861-2400

3.昇平丸

■上ノ国町にある道の駅もんじゅ

 薩摩藩によって建造された洋式軍艦昇平丸は明治維新後に北海道開拓使の輸送船となったが明治3年に松前沖で嵐に遭遇し、上ノ国町の沖で座礁・沈没した。

 浪漫倶楽部上ノ国の依頼を受けて札幌帆船模型同好会前会長の小林元也氏が製作した昇平丸の模型が道の駅上ノ国もんじゅに展示されている。

北海道檜山郡上ノ国町原歌3番地

 

道の駅上ノ国もんじゅ
TEL : 0139-55-3955

 

4.忍路丸

第30回記念帆船模型展

 札幌帆船模型同好会前会長の小林元也氏が30回展に忍路丸を出展した。

 東北帝国大学農科大学水産学科(現在の北海道大学水産学部)の初代練習船忍路丸の模型である。

 

■展示会に北海道新聞社の取材があり、小林前会長のインタビュー記事が掲載された。

5.明治丸

■北海道神宮

 左の記事は北海道神宮が発行している北の志づめ第187号

 明治天皇が北海道御巡幸の際、明治丸がお召船となり青森~函館~横浜にご乗船された。

 この明治丸の模型を札幌帆船模型同好会前会長の小林元也氏が北海道神宮に奉納したものである。

札幌市中央区宮ヶ丘474

北海道神宮

TEL 011-611-0261

 

■東京海洋大学の明治丸

東京の越中島に明治丸が保存して公開されている。